帰りたくないと泣く高次脳ないっちゃん
2022年06月28日
お迎えに行って２回泣かれました💧
なんかもう〜ほんまお母ちゃんになった気分です
いや、こんなおっさん産んだ覚えはないよ！！（笑）私
何かというと
今お世話になっている介護保険で自立支援に真剣に取り組んでおられる
宝塚に本社があるポラリスディサービス
オーナーの森先生に初めてお会いした時
重度高次脳機能障害のいっちゃんは
とてもしんどそうで、なんとかしないと！！と私焦っていた時です
何度もブログに書いたけど
森先生は、しんどそうないっちゃんを見ただけで
「廃用を改善したら元気になる！！」と言い切ってくださいました
その時初めて、「廃用症候群」という言葉を知った私
思い起こせば、大分県の高次脳機能障害のリハビリ病院を退院して
大阪に帰ってきた時は言葉も喋れていたし、変な行動はあるものの
町内なら一人で散歩できるぐらいやった
もっと元気で人間らしかったいっちゃんです
でも、地域に帰って介護保険のお世話になる
高次脳機能障害なんて誰も知ってる人がいない
５０代のいっちゃんは高齢者と一括りにされて
認知症扱い
「自分でやる」ではなく全て「やってもらう」
そんな生活からやる気やプライドをへし折られて
目の死んだ魂抜かれたおっちゃんが出来上がるのは
簡単なことでした
プライドも自身もなくし
ただただボ〜ッとディサービスに通う
そんな日々を「なんか違う」「なんか違う」と
せっかくリハビリで機能向上して帰ってきたいっちゃんに
申し訳なく思う私
姿勢は悪く、ストレートネック
呼吸は全般に浅く
目はうつろ、とても苦しそう
そして笑顔なんて皆無
そんな時に出会ったのが森先生です
「先生、いっちゃん元気になりますか？」「なりますよ」
別人
すぐに通うことは難しい環境にありました
私の仕事、子供たちのこと
でもなんとかご縁を繋がせてもらって
限定で3ヶ月だけ通うことに
たった3ヶ月で
いっちゃんは別人になりました！！
姿勢が良くなり深く呼吸ができてる
目が生き生きしていて
発語もある、表情も豊か
何より人間らしい
期間限定で3ヶ月 別人になったいっちゃんは
地域のお預かりのディサービスに戻ることになりました
当然のことながらまた元のもくあみ
介護保険でも利用できる
地域密着じゃないポラリスは平野区
私の送迎で行き１時間はかかる
でも行かせていただけるのならと
送って行って帰って、また迎えに行って帰るという生活を続ける
送迎だけで３時間はかかる〜〜〜でも！！
コロナで休みながらでもいっちゃんには元気になって…
いや元気を取り戻してほしい
人間らしいいっちゃんと暮らしたい
車で15分のところにポラリスができた！！
この春から通わせていただいています
前置きはここまで…いつもながら長い💦
私の送迎も平野区に比べたら格段に楽になりました
それにしても〜〜〜
高次脳ないっちゃん迎えに行くと
車に乗るなり泣くんです
「どしたん？なんで泣いてるん？」
いっちゃんの口から
「帰りたくないねん」という嬉しい言葉が飛び出す
ディの職員さんはいつも手がちぎれんばかりに
車を見送ってくれる
その職員さんを見ていっちゃんは
本気で男泣き😭
私が「いっちゃん、帰りたくないほど
あんじょうしてもらったんやね（よくしてもらったのね）」と聞くと
「うん！あんじょうしてもろた」といって
鼻をズルズル垂らして声をあげて泣くオット
良かったなぁ〜
ポラリスが近くにできて又通わせてもらって
ほんで、帰りたくないほどあんじょうしてもろて
私 知ってるよ〜
いっちゃんが泣くほど嬉しがってるのは
「もっと元気になりましょうね」
「もっと出来るようになりますよ」という職員さんの心から発せられる
言葉が嬉しいねんな
自信が湧いてくるねんなぁ〜
もっと元気になりたい
こんなところで終わりたくないって
いっちゃんが一番思ってるよね
車の助手席でワンワン泣く高次脳ないっちゃん
正しくこの人が森先生を、ポラリスを引き当てて
何がなんでも元気になりたいと強く思ってるんやわ〜〜
と夫であり、高次脳なオットであり、息子のようないっちゃんを
助手席に乗せて
私の心はじわわ〜んと暖かくなるのでした
高次脳機能障害はリハビリすることで緩やかにでも改善すると言われています！！
がんばるぞ〜お〜！！ 
帰りたくないその１ 
帰りたくないその２
皆さま今日もハッピーな1日をお過ごしください💖
