KYOKOのひとりごと~リュックサックに思う

2020年10月23日

今朝は雨☔息子を駅まで送り思ったこと

東京の娘と高次脳ないっちゃんの事は
ちょいちょい書くことはありますが
息子の事はあまり書いていないような気がする

息子31歳 駅まで送れる幸せ

もう31歳にもなる息子 独身
ゆうとくけど、駅まで送るって
決してマザコンではありませんよ(笑)
今日は雨やったから☔
そしていっちゃんの都合も良かったので
たまたまのタイミングで
送らせていただきました(笑)
普段は雨でも歩いていく

超多忙な息子に思う

いつも朝早くそして深夜まで
とても多忙な息子
話しかけるのも遠慮してしまうぐらい
目いっぱい仕事とそして大きな試験を抱えている

母はただただ
息子になるべく負担をかけないようにと
思っている……だけど  現実は厳しく、
会話が成立するのは我が家で息子だけなので
ついついしょうもない事まで
話してしまうのでいつも反省(笑)
今は努めて喋らないように気をつけてる

リュックサック

今朝は駅まで送り
大きなリュックサック?
(今そんな表現あるんかな?)
高橋一生がTVドラマで背負っていたような
皮のリュックを肩にかけ
走っていく息子を見て
色々思ってしまった
重そうなリュックのせい?
雨のせいやわ
雨の日は昔から苦手
気持ちがどうもセンチメンタルになる

人生のほとんどを
リュック背負ってる息子

中学受験を選んだ9歳から
もう22年間もこうやってリュックを背負っている
その息子をずっと見送り続けている私

18歳からは
命の決断まで迫られ
その時から
そのリュックは2つになり
父と母、そして妹が入った重いリュックが増えた

色んなことにあまり動じないそして、
温厚な性格もあり
どんどんもう一つのリュックが重く
溢れてしまうことも度々あるだろうと
今朝は胸が苦しくなる

家を出た(介護から解放させたくて、正確にゆうと家から出した)娘より
父母をまじかで感じているから
色々あるだろうなと
一応母なので不憫に思ったりもする

もう一つのリュックを軽くしてあげたい

いつもそう思っている母です
それにはいっちゃんの分も
私がもっとしっかりしなければ…と焦る

中途障害者になるということは
本人はもちろん
介護者も
そして忘れてはいけない
子どもたちの人生も変わるのです

もしいっちゃんが病気にならずあのまま元気だったら
確実に子供たちの人生も変わったはず
背中の荷物は軽く
もっとスイスイ楽に前に進めていたかも
いつも笑ってくれるその瞳は
もっと屈託のない瞳だったはずと
そんな架空の事を考えてしまう
時に神様が意地悪に思えてしまう

障害受容は難しい。本当に

物事に動じない息子のお陰で
バランスを保っている私たち家族ですが
リュックを軽くしてあげなければと
切に思った冷たい雨の日の朝の一コマ

明日は晴れです☼今日もハーピーな一日をお過ごしください💛

お知らせ
みらクルTV 浅野史郎先生の「今障害福祉を考える」9月20日の放送の「変顔いっちゃん」は
こちらから☞https://youtu.be/9tbjMB4LesY

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