いっちゃんはビリビリマンー「高次脳機能障がい」なオットと私の日々

2019年11月06日

おはようございます☼

朝早起きしてからメールを返信したりして

ブログタイム!!

と思いきや

パソコンがフリーズ💦

 

またもやこんなに時間がかかっている私です😢

 

 

今日は本の感想を。

 

いきなりですが本日大失敗をしました。某セミナーに向かう電車の中でこの本を読み、

目頭を押さえ鼻水を拭かずには読み続けられませんでした。

facebookで知り合った奥さんが高次脳機能障がいになったそのご主人の事を書いている話。私は弟が重度の知的発達障害、

父親が

ALSという難病にかかるという経験もあり現在理学療法士という職についています。

当然リハビリの世界でいろんな患者さんと接していますのでそんな方にも対応していますので、

まぁ(電車で)読んでも大丈夫だろうとタカを括っていたのです。

本人さんと献身的な奥さんの話だけなら耐えられました。

病気にたどり着くまでの苦悩や生死の境を彷徨ったけど口笛吹けるまで

に回復されて良かったな、と。

しかし、第一章も後半に差し掛かり息子さんの決断と娘さんの手紙の所で

本を閉じて上を向いて泣くのを我慢することしか出来ませんでした。

なんて素敵な家族なんだろう、なんて立派なお子さん達なんだろう、よほどいいお父さんなんだろうなと同じ父親と

して羨ましく思います。

我々療法士は病院や施設で患者さんや利用者さんを改善させようと日々努力していますが、

思うように治療が進まないジレンマも抱えています。

もちろん高次脳機能障害は皆さん症状も違うので画一的な治療法も無く、試行錯誤の日々が続きます。

しかし我々療法士は所詮長くても1人1時間、週に数回しか見られません。

家族さんは違います、24時間365日生活を共にされます。そのジレンマは計り知れません。

この本はそれを事細かく記してくれています。

悩みと葛藤、苦悩、悲しみ、障害受容…所詮赤の他人には到底理解できないであろう心の内をわかりやすく、

正直な言葉で綴ってくれています。

最後には世の中の全ての人に向けてメッセージも書いて下さっています、

命の大切さ、協力者及び理解者への感謝、医療職への希望、そして家族と自分にも。

我々療法士への「リハビリは生きる希望です。」という言葉には奮い立つ勇気を頂きました。

イベント会場で奥さんに直接お会いし、手渡しでサイン付きの本を買ってから読み出すまでに少し間が空きましたが

非常に読みやすく一気に読み終わりました。

この本は高次脳機能障害の方だけでなく、あらゆる疾患に悩まされるご本人やご家族、

医療職や介護職のバイブルになりうる一冊だと思います。

ご主人のいさおさんの口笛を通じて、「高次脳機能障害」がもっと理解される社会になるよう願うと共に、

療法士として貢献出来るようこれからも歩んでいきたいと思います、

良い本と家族に出会えた事を感謝します。

理学療法士   Yさま

 

Yさん

電車の中で泣かせてしまいました💦ごめんなさい。

こんなメッセージ頂き

元気と勇気をもらいます。

 

 

例えパソコンが苦手でも、

色々トラブルはありますが、

一歩づつ

進みます!

56歳 あきらめませんよ(笑)

という事で

今日の投稿に何時間もかかった私です☚( ̄m ̄〃)ぷぷっ!

でも何となく投稿できそうな予感😊

 

 

今日も素敵な一日をお過ごしください💛

 

 

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