高次脳機能障害をお話しするチャンス到来!!
2022年06月06日
先週のこと
一本の電話が…
登録していない電話から着信歴がありました
その時は電話に出ることができず
かけなおしたんです
電話の主は聞き覚えのあるお声
以前ちょっとしたことでご縁をいただいた方でした
かくかくしかじか〜
よ〜くお話を伺うと、
隣の市守口市で講演をしてくれないか?という
オファーだったのです!!
知らない方ではなかったことと
守口市は以前私が勤めていた学校のある馴染みの市
「はい!やらせていただきます!!」と即答していました
今からどう話そうかとワクワクしています
この「高次脳機能障害」のことを
どんな角度でお話ししようかと考えております
もちろん、聞いてくださる方たちが
どのような方達なのかもよくリサーチいたしました
いつも目指しているのは
私ある日突然重度高次脳機能障害の家族になっちゃったぁ〜
という軽いノリで聞いていただけるように、
そして
他人事ではあるのだけれど
他人事を自分ごとにして聞いていただけるような
そんな講演にしたいと思っています
なぜなら私が一番最初に聞いた講演が強烈で💦
15年前
いっちゃんが高次脳機能障害になったということで
色々の本を読み漁りました
今のようにネットでググるなんてあまりなかったような気がします
その時の携帯はまだガラケーやったんちゃうかな?
いろんな本を読んでも高次脳機能障害のいっちゃんのことが見えてこない
いろんな症状がいっちゃんは重度すぎて
全部なんか参考にならへん💦
そんな感じでした
焦って行った講演会
当事者家族のお話があるということで行ったんです
小柄なメガネの女性年齢は不詳
まだらな白髪が
とても疲れたご様子に見え
身に纏っておられる茶色のスーツの色が
拍車をかけて顔色を悪く見せている それが私の第一印象
その女性の話を聞いて私ひどく衝撃を受けました
そしてどよ〜んとした気持ちに陥り
もう2度とこの手の講演には行かないと思いながら
帰った記憶があります
その方に縁もゆかりもなく、なんの恨みも不満もありません
その方が悪いわけでもなんでもないと思います
固く誓って!!
緊張しておられたのかもしれませんが
消え入るような小さな声で
涙ながらにご主人が高次脳機能障害になられてからの
苦労話をボソボソと話されていることに衝撃を受けたのです
私が感じたことは
「私こんな感じになるん?」
「泣くほどしんどいことばかり待ち受けてるんか?」
(いや現実にはそうやねんけど💦)
もっと言うなら
これからは私のコミュニティはここなん?みたいな
そんな衝撃に打たれ
いやぁ〜〜〜〜〜!!いやだぁ〜〜〜〜と
尾っぽを巻いて
走って会場を出たような気がします(笑)
ファーストアプローチが強烈すぎました
それ以降当事者家族の話というのをしばらくは聞けずにいた私
誰もが耳を傾けていただけるようにご興味を持っていただけるように💖
色々しんどいことはありますが
しんどいことの話を聞いてもあまり参考にはならない
それどころか、「嫌だわ。障害者なんかになったら大変ね。なんだかかわいそうね」
と他人事で終わってしまうのではないかと思うのです
この障害は特別な人だけがなる障害ではない、誰もがなりうる可能性があること
そして何が大事かと言うとなった後どう生きていくかが大事なんだと。
そのことを知っているかいないかでその先の人生が格段に変わるのではないかと
11年間引き困り生活をしていた私は思うのです
もったいなかったなぁ〜もっと早くそのことに気づいて世の中に出ていけば良かった!!
人の不幸は蜜の味と言います
不幸自慢をしてもこの状況が変わるわけでなし
人のしんどい自慢を聞いても誰も元気にはならへんとおもてます
そして私自身がオットがこの障害を抱えたこと自体不幸だとも思っていない
そら、ならん方がええに決まってるけど
それも蓋を開けてみないとわからへん
(いつも言うけどいっちゃん若い女作って離婚危機に陥ってるかも(笑)知らんけど)
午前中やのにソファでいびきをかいて爆睡のいっちゃんを横にして
もぅ 朝寝か〜い💦
大阪のお天気は雨 今は降ってないけどどんより
そして昨日の晩から急に寒い
気候の変動やお天気に左右されやすい
低気圧ボーイ 高次脳機能障害ないっちゃんを横目に
いつでも高気圧ガールな私は
さぁ〜どないして笑いとったろか〜!!と今から
ちむどんどんしているのです(笑)
その前に今週の日曜日
吹田である高次脳機能障害のドキュメンタリー映画「いのち見つめて」の試写会と講演会
こちらは当事者や家族、サポートする側の方が来られる予定なので
前日にアメニティーフォーラムIN大阪で最新の情報を仕入れて
どこまで高次脳機能障害の未来に踏み込んだ話ができるのか!!
こちらもちむどんどんしている私です