Kyokoのひとりごと〜ちょっとぼやかしてもらいます

2022年04月29日

最近どうしてもブログが書けない件

とある事件が引っ掛かっていて
パソコンの前に座ってもなんだかな〜って思ってしまう
ポジティブ魂持っていかれてしまってる件 があって
ブログなぁ〜💦などと思っている私がいる

そんな事じゃあかん
強い気持ちを持って
重度な高次脳機能障害のいっちゃんを発信しなくては!!
と思うものの
かれこれ二十日経過

事が起こった時息子に話したら一蹴された
「世の中にはいろんな人がいてるから
そこにメンタルを持っていかれるのはナンセンス
この話はこれで終わり!!」

確かに…息子の言う通り
そやけど息子よ。母は人間を辞めたくなるぐらい傷ついてんねん
そんなやわな母じゃないって思ってるかも知らんけど
姿形は肝っ玉母ちゃん、でも中身は震える子羊やねんで
…などと言おうもんなら
即 シャットアウト
「ほな勝手にし」って言われるのが落ちやから
「そやなぁ〜」で完結したことにしたけど
やっぱりもやもや〜ずっともやもやしてる
気づけば ふとその時の電話を思い出してる私がいるから
今日はそのことをブログに書いてみようと思う
荒療治ですけどぼやかして下さい
前置き長い💦

それは、とある一本の電話

17時にデイサービスからいっちゃんが帰ってくるからって
月に一度の会議が終わり急いで家に向かってる車の中
見ず知らずの方からの1本の電話
士業を名乗るその人に
「うん?」知ってる先生じゃないよねと思いながら
偉そうな口調のその人の話を聞いていると
どうやら私よりずっと若年の先生と名のつく職業のその人
どうやら今まさに会議が終わったその委員のことでかけてきたらしい

なんのお役にも立ててないけど
2期目に入るそのお役の審査?のような電話らしい
そんな電話があることすら聞いてない

あえて死後のヤングを使わせてもらおう
ヤング女子の先生は畳み掛ける
「ブログも拝見しました。
障害者を抱え、ご自身の体調もお悪いようなのと
就Bを立ち上げるとのこと
派手にご活躍だから地味な〇〇委員は合わないのではないですか?
重度の障害者を抱えては無理でしょう?」


えっ?このヤング女子なにゆうてんの?
2回言ったな 「障害者って」
冷静に聞いていたつもり
でも派手に活躍とか、地味な仕事とか
悪意に満ちた口調にしか聞こえない
そもそも派手に活躍って何?
ブログ書き続けてるだけやん
就Bだって 予定と全然違うことになってるやん
そう思ったけど 話は続く
聞いていると
確かにブログ読んではるよな

でも…読むならちゃんと読んでんか?
石はしばかれの刑で快癒、
体調は全快したと書いたばかりやん
それに地味な仕事なんて一切思ったことない
大事な役目やと真摯に取り組ましてもらってる

また、だんだんムカムカしてきた
いきなり電話かけてきて何言い出すねん
私が一番言われたら嫌な言葉
「障害者だからできない」とか
「障害者の家族だから無理でしょ」とか
顔も見たことないヤング女子
いきなりそこ言う?
不躾すぎるで

「みんなに同じ質問をしてる」とヤングは言う
へ〜っみんな全員ブログ書いてんのか?
私はたまたま家の事情をブログに書いてるだけやん
そこ覗き見して物言うなんて最低

私が腹が立つのは
そのヤング女子はこの障害に興味があってブログを読み進めたのではなく
重箱の隅を突くように何かあらはないかと私のブログを読んだと言うことだ
そしたら「重度障害者のオット」という恰好のセンテンスが書いてあったと言うことだ

黙って聞いてたら根掘り葉掘り失礼な電話は続く
全て「障害者のご主人がいるから」に結びつけるヤング女子
コロナで会合がなくなって回数が減ったのも
障害者がいるから参加できなかったのではないか
と曰う
「いやいや、私、クソがつくほど真面目でんねん。悪いけど責任感だけはありまんねん」
と心の中でブツブツ言った
挙句会議の時は障害者の主人はどうしているのかと聞くヤング女子。
ヘルパーさんを頼む。またはディサービスに行かす。または息子に頼むと答えると
息子さんは大きいのですね?と疑うように念押しするヤング
そんなこと心配してもらわんでも、自分でやりくりしてちゃんと出席してる💢
ここは法廷ちゃうで

もう何も話したくない
人の家庭の事情盗み見して突くなんて最低
いくら士業でもあんたがえらいんちゃうで
ヤングのくせに年長者(そんな時だけ歳を認める)に対して
詰問調にたたみかけてるんとちゃうで
もう一回ゆうとく。ここは法廷とちゃう💢


今ちょっとスッキリしたかも(笑)

血圧が300は振り切ったと思う
でも電話では何も言い返せなかった自分が悔しくて
ずっともやもや  私言われ損やんなぁ〜
オットが障害者ってだけでなんでそんなこと言われなあかんのかなぁ?
私の一方的な話だけで判断は公平じゃないけど
皆さんどない思います?

丁度トラウマインフォームドケアの
勉強を始めたこのタイミングでこのムカつく電話

去年の10月に武庫川女子大の大岡先生のご講演を聞いて
目から鱗
私のこのつぶらな老眼から涙が溢れ出た
「あかんアイメイク取れる」と思ったけど止まらんかった
先生は人はサヨナラを言える別れとちゃんとお別れできない別れがあるとおっしゃった
私に当てはめると
私は元気で頼り甲斐のある夫にありがとうもさよならも言えず
突然元気な夫とお別れしなければならず
そしてそのことにすごく自分が傷ついていることすら
気づくまもなく
新しい高次脳なオットとの暮らしに翻弄され
今までは「のほほん」と夫の庇護の元なんの心配もなく暮らしていたのに
急に一家の大黒柱にならなくてはいけなくて
自分の心に大きな傷があることすら知らんかった
いや正確に言うと知ってたけどそこを労る余裕なんてなかった
これ私のようなケアラーさんに必要なことやんか!!
そう思ってトラウマインフォームドケアの勉強を始めた

知らんフリ気づかんフリしてたけど
いつも目で追っていた
街中で同年代の夫婦を見かけると
「ええなぁ〜」
無性にむしゃくしゃして辛かった
いっちゃんが元気やったらと唇を噛むことはあっても
しゃあない。元気ちゃうねんからと思うようにした。
私の人生はいっちゃんと一緒に終わったと
勝手に幕引きをしてため息ばかりの引きこもり生活を
11年間も送った

私傷ついてんねんや
意思の疎通もままならへん
訳がわからん 
聞いたことも見たこともない重度な高次脳機能障害という
「障害者のオット」も受け入れられへんし
私が「障害者の家族になった」なんて受け入れられてへんと
深く傷ついていてそれが私のトラウマになっていると言うことも
大岡先生の話を聞いて、
学びを深めることで
そしてこのヤング女子からの電話で
やっぱり結びついた

私、障害者になったからできへんとか絶対言われたくない
特に子供たちには絶対そんな思いはさせへんと
親代表として頑張ったつもり
息子も大学院まで出したし
会計士の資格も取った
娘も夢を叶えなさいと
憧れのCAになる夢を叶えもう9年目に入る
そんな2人の応援を第一にしてきたつもり
(いつの間にか立場は逆転しているけれど💦)

いっちゃんも終わった人にしたくない
重度の障害者になったのには意味があるはず
いっちゃんにしかできない事があるはずと
アイズと共に歩んだ日々
たいしたことできてないし、
自己満足の域を脱してないと悩みながらも
自分にできることは?と模索しながら生きてきた

今回ヤング女子からの電話で
そ〜っとしてないものにしていた傷口が
ガリガリってなって私、ほんま苦しい

ヤング女子は私がそんなに傷ついていることすら知らず
日常を送っているだろう
私に不躾な電話をしたことすら覚えていないかもしれない
でも悪意のない言葉が時に刃になって
人を傷つけることだってある
そもそも「障害者だからできない」は悪意がありすぎるやろ
できないことはいっぱいあるけど
お会いしたこともないのに
それを口に出したらあきまへんで。
と思てる



長くなってしもたけど

ある日突然障害者になってしまったこと
それも意思の疎通もままならないオットになってしまったこと
障害受容なんてなかなか出来ません
でもいかにそれをポジティブ変換するかが鍵だと思ってます

障害者の家族にならなければ
体験できなかった数々の出来事
障害者の家族にならなければ出会うこともなかった人たち
障害者の家族にならなければ…人の痛みに気がつかずに通り過ぎたかもしれない
数々のそれらは私の人生の宝物だし
人として成長させてくれる大切なものだと心から思っている

それでも、やっぱりそんなんを全てないものにしても
普通の夫婦やったらどんな夫婦になっていたんやろう
私どんな暮らしをしていたんやろう
子供たちは結婚してるかなとか考えてしまう
もしかしたら私ら夫婦 離婚してるかも知らん
いっちゃん 女作って浮気地獄に落ちてるかも知らん
もしかしたら私かって ろくでもないオバハンになってるかも知らん
でも今だに そんなことをふっと思ったりする

ギシギシいう椅子のネジをドライバーで締めながら…
高いとこの電球を変えながら…
10キロの鶏糞5つを運びながら…
これって男の仕事ちゃうん?とか 
「いさお〜腹立つなぁ なんで病気になんかなってんねん」
と ぶつくさ言いながら
実力をつけて逞しくなっていく自分に少し驚いたりしながら…

ガリガリされた傷口だけは
戻るのに時間がかかりそうな気がします。

それでもここで ぼやかしてもらったから
気持ち切り替えられそうな気もしてきた

誰が何を言おうとポジティブブログ また書けそうな気もします
頑張れ!!私!!

皆さま今日もハッピーな1日をお過ごし下さい💖


calm water with sun and orange sky
Photo by Abdullah Ghatasheh on Pexels.com
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: Black-Yellow-Green-Edgy-Gradient-Gaming-Livestream-Youtube-Channel-Art-e1646017018879-1024x212.png

アイズは新規事業として
就労継続支援B型事業所Giftを始めます!!
アイズと一緒にオープニングスタッフとして
一緒にワクワクしてくださる
サービス管理責任者を大募集!!
年齢は問いません 
詳細はメッセージかお電話にて
080−3103−8530
ご応募お待ちしています
👉http://eyes.chicappa.jp/?p=8212



コメントを書く

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ブログ統計情報

  • 126,885 アクセス
笑いとばそう!!介護は続くよどこまでも~重度高次脳機能障害に大変身したオットと私の日々 - にほんブログ村
menu