kyokoのひとりごと〜夢は続くよどこまでも

2022年03月08日

3、就労継続支援B型事業所といっちゃん

前回のブログで書いたように
いっちゃんは作業所とバイバイしました
http://eyes.chicappa.jp/?p=8257

というか私がバイバイさせました
もしかしたら奇声を上げながらでも
いっちゃんはあの場所に行くことが楽しみだったのか
それは私には知る由もありません
ただただ
当時私は教師という激務を続けるため
そしてやったことのない自宅介護
親のではない、夫の介護をするため
お世話になった方々や
お世話になった場所には
感謝の気持ちでいっぱいなことには間違いありません
結果辞める道を選んだけれど
お互いが誠意を持って
精一杯この「重度高次脳機能障害」に
アタックしてくれようとしたことには
間違いないと思います


「ちょっと早い定年退職やんなぁ〜」
「男は仕事よ〜なんて言われたけど
仕事はもうええやんかなぁ〜いっちゃん」
と心の中でリフレイン
私が私を納得させるために心の中で呟いていた
そんな感じですかね…


夫とは言え他の人の人生のタイミングを
私の一存で決めるなんて
そんな大それたこと
できれば少しでも意思の疎通が確かで
いっちゃんの意思だからと確信を持って
決められたらどんなにいいのかと
この高次脳機能障害になって
つくづく思うのです

文章ではなかなか伝えきれませんが
いっちゃんはなんも分からへんようやけど
ちゃんとわかってる!!
などと大口を叩いて
オットを終わった人にしたくないと思っている
私や家族ですが
いっちゃんの判断は
本当にそう思って判断しているのか?
本人にも家族にもわからない
そんなことがほとんどです
だから悩むことも失敗することも
そして家族で傷つけあうことも
山のようにあって
だから本当にシンプルに
「いっちゃんが嫌っていってるから!!」
だけでは片付かないことがいっぱいあるんですよね

✳︎これ重度高次脳機能障害のいっちゃんの場合で
いつも書いていますが全ての高次脳機能障害の方が
そうであるということではないのです

今ブログ書きながら気づいた自分の心の奥

これが一番ベストと
悩みながら決めてきたことでも
やっぱり私の中で
いっちゃんの仕事という部分で
勝手に「もうええやんなぁ〜」と
決めたことが私のトラウマになっていたことに
今気がつきました
ずっと引っかかってきたんやわ私

去年のこと
相談に行った 某公の方に
「作業所?いさおさんに出来る仕事なんてあるんですか?
作業所行くことに意味ありますか?」と言われたことがあるんです
その時猛烈に腹が立って
腹が立ちすぎて血圧が上がってしまって
何も言い返せずに帰ったことがあるんです
この人何いってるんやろ?
目の前の某公の人が私には宇宙人にしか見えなかった
残念すぎる

ずっと引っかかっていた仕事の件
もう一回いっちゃんに作業所どうやろう?
いっちゃんは人の役に立ちたいはず
私の心の奥で引っかかっていた悶々としていた気持ちを
もう一回作業所に行ってみてはどうだろうかと
相談に行った先での出来事

確かにいっちゃんは重度すぎて
人の手を借りないと生活は営めません
でもコロナ禍で自粛、
いっちゃんと夫婦密着生活を送る中
随分いっちゃんの存在に励まされたし
助けてくれたし
何よりいっちゃんは人の役に立ちたいと
思って生きていることがびんびんに伝わってくる

なぁいっちゃん
いっちゃんはできないこともいっぱいあるけど
誰よりも出来るようになりたいと思ってるよなぁ〜
そして人の役に立ちたいと思ってるよなぁ〜
と恥ずかしながら
いっちゃんのお胸を借りて大泣きした私でした

こうやって心に傷をつけながら
でも前を向こう
わかってくれない人がいっぱいいても
たった一人でもわかってもらえるなら
前を向き続けようと
気持ちを切り替えたのです


そんなこんなを乗り越えながら〜

今いっちゃんは就労継続支援B型事業所のお世話になっています
次回はそこでのほっこりエピソードを〜

to be continued~

皆さま今日もハッピーな一日をお過ごし下さい💖

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