高次脳ないっちゃんはパパの顔その2
2021年05月19日
娘がいないと知った時のいっちゃん
娘とはそんな存在なんだなぁ～と
いっちゃんの「娘がいない」「もう東京に帰った」と
知った時の表情があまりに可愛くて
高次脳ないっちゃんはパパの顔その2でレポートします(笑)
朝起こすときに……
なんもそんな朝一番に言わんでもええような気もしたが
なんも考えず
「○○ちゃんもう東京に帰ったよ～
朝早起きして一番の飛行機に乗りやったわ～」
「今日はママと2人で歩きに行こうなぁ～」
と朝一からテンションたか子さんで
いっちゃんにしゃべりかける💦
デリカシーゼロの私
いや、いっちゃんがそんなにがっかりすると思わんかったから💦
いっちゃんベッドから起きて
普通ならボ～っとしながら起きるのに
いきなり肩をがっくりさせてる
「あっしまった💦朝起きぬけからがっかりさせてもた」
心の声はすでに遅し……
その肩の落としようと言ったら
悪いけど笑える
そして階段をゆっくり がっくりしながら
降りたいっちゃんは
リビングに入る前に
壁にもたれかかり やさぐれている
もう何日も飲まず食わずの人のように
階段下で固まった
やっちまった～私
とりあえず寄り添おう
「いっちゃん寂しなったなぁ……
わかるわかる！！急に火が消えたようにし～んとしてるもんな」
いっちゃん余計にがっくりしてくる
多分俳優さんになれるレベル(笑) あかんこの流れ
そして今度は壁に頭をドン・ドンとぶつけ始めた
「あかんあかん💦頭いたいやん、いっちゃんやさぐれてるな」
「心配せんでもすぐまた空のスーツケース持って
帰ってくるから、ほらほら。」
といっちゃんの手を引いて
カレンダーの前に誘導
今日はな 5月……日付を指さす
いっちゃんは季節も日時も認識することは
今はない
そして5月30日を指さし
「ここにまた帰ってくるって言うとったよ」
「これ何の日かわかる？」
うなずくいっちゃん 怪しいわかってへんな
長年の感でほんまにわかってる時と
わかってへんのにわかってるって言う時とが私にはわかる
この日は誰かの誕生日やな
誰やっけ？ヒントを出す
「ママ！！」と口パク声は出ない
「うそ～ん。ママは11月5日やん」
そこから家族全員の誕生日当て大会が始まり
5月30日が娘の誕生日であることにゴール
朝からいっちゃんにとっては中々ハードな脳トレ
気が紛れてきたのか肩を落として
頭をぶつけるやさぐれスタイルは終了
良かった～！！
こんなにがっかりするんやね
わからんでもないな
娘はおもしろいからなぁ
帰る前の番も韓国ドラマの再現して
いっちゃんを笑いの渦に巻き込んでた
お土産に買って帰ってくれた足がツルツルになるパック
してくれたりして、楽しかったもんな
雨の切れ間に行ったウオーキングの途中で…
娘から電話がかかってきた
いっちゃんに代わる
何話してるかは知らんけど
「うん」「うん」「そやな」と返事している高次脳ないっちゃん
どうやら娘から読書を進められたらしい
家に帰りお勧めの読書(笑)
マンガ「花より団子」を真剣に読むいっちゃん
3分の1ぐらいまで集中して読んでいた
これには私もびっくり 大発見 集中力ある！！
娘の言葉はどうやらパパには魔法のようだ
次魔法使いが帰阪する予定は半月後
誕生日に晩ご飯を食べに帰ってくるそうな
ボン！！とテーブルに分厚い料理本を持ってきて
「私こんなん食べた～い」とリクエスト
よく見ると平成15年白井京子様へとサインがしてある
KIHCHIがオープンする前にパーティーがあって
熊谷喜八シェフに直々に書いてもらった本
この15年間本の存在さえ忘れてたわ
懐かしい～
娘がええ起爆剤になってくれて
もうずっと続いてる閉塞感満載の自粛生活に
笑いのムーブメントを起こしてくれる
高次脳ないっちゃんがパパの顔になる
その日を
嵐か台風か知らんけど
とりあえず楽しみに
健康第一で元気でいよう！！
