ママとは嫌やねん!!高次脳ないっちゃん

2020年11月25日

3連休に行った近くの公園での一コマ

元気な時地元のおっちゃんたちと集まって野球をしていた
いっちゃん
私と真逆で運動が大好き
ゴルフも上手らしく
ビリビリマンの本にも書いたけど
抜群の 運動神経の持ち主


近くの公園で子供たちの野球の練習を延々見ていられるほど
好きなようです
家でもよく私とキャッチボールやります

でもこの日は
「ママとは嫌やねん!!」とはっきり
そらそうやわね…
私とキャッチボールしても
おもしろないわね~

普通ならお友達とゴルフに行ったり
野球やったり
自分の世界を広く持つはず
でも障害者になったとたん
ハイあなたの居場所は今日からデイサービスね
とその箱を選ぶしか選択肢がなくなる
そしてお年寄りと一緒にお手玉をしたり塗り絵をして時を過ごす

その箱を批判しているわけではない
そのおかげで私は働くという選択肢が選べたことも
紛れもない事実です

障害者になったその日から
接する人が180度変わる
いつも支援してもらわなければ生活が出来ない

でもいっちゃんは腹の底から笑えるおもろい瞬間が
欲しいんちゃうかな?
私に出来ることは
いっちゃんの世界を少しでも広げることかな?

障害者である前に
白井いさおという一人の人間であることを
忘れたくないなぁ~
私がいっちゃんを終わった人にしたくない
と思い続けてきたのは
そんな経験からの理由があります

デイサービスに流れている曲は
童謡と決めるのではなく
ジャズだったり、クラッシックだったり
時にはロックでも
いいんじゃないのかな?と思う

ママとは嫌やねん!!はごくごく当たり前の気持ちやねん!!そんなことを想った秋の一日でした

コメントを書く

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ブログ統計情報

  • 126,896 アクセス
笑いとばそう!!介護は続くよどこまでも~重度高次脳機能障害に大変身したオットと私の日々 - にほんブログ村
menu