KYOKOのひとりごと  父

2020年10月07日

9月の最初に見つけた宝物

週に1回経営者の集まりで勉強しています
主婦や教師だった私が
この歳になって…という感覚はなく
新しい事を知るというのは常にワクワクします
この歳からでも学べることに感謝ですね

そこでお題が私に…💦💦💦

正直、それを言われたときの心の声は
私、これ以上タスク増やしたくないなぁでした
毎日やらなければいけない事山積みで
やってもまた明日、それが降ってくる毎日
いっちゃんのお世話は生きていくためのお手伝いだから
一切手を抜くことができません。
私にとって第一優先なのです
いつも公に向かってそれを伝えているつもりですが
中々本当にこの肩の荷の重さを
わかって下さる方は少ないです
そもそもわかってくださいは無理な話だと
認識もしています

前置き長いけど
だからその話もらった時正直
~しなければならないという
タスク増やすのは
嫌やなって思ってしまいました。私
でも…

結局やることになっていました(笑)
私が自分で選んだのは
母に毎日葉書を書くということ
ちょうど断捨離をしたら山のような
ポストカードが出てきたのです
これはお母さんに葉書かけって事やなぁって~

このブログでも何度も出て来る
九州で一人暮らししている母は85歳
私が料理好きなのも、お世話好きなのも
この母の遺伝子です

母には毎日電話をかけることをしています
もうずっと何年も続いている習慣です
でも、少しづつ年老いていくことを
受話器の向こうに感じて
一日1回の電話は
たまには超短かったり
義務的であったり
優しい言葉が出てこなかったりで
電話をかけるけど
気持ちスッキリしない時も
しばしばあるのです
いくつになっても親に甘えてるっていう
事なんですよ

コロナでもう1年も会えていないお母さん
こそっと帰りたいと言っても
絶対ダメ。もし万が一
コロナを持ち込んだりしたら
お母さんこの土地に住んでいけないから
帰ってくるなときつ~く命令です😢

そんな母に葉書なら
素直にありがとうも伝えられるかなって
そのお題を選びました

3か月が過ぎ
明日はその集まりで葉書の事を皆さんの前で
お話するという前の晩の事
話す内容を考えていたら
そうや!!和ダンスにお母さんからの葉書の束
あったわぁ~と思いついたんです
結婚してすぐ息子を身ごもって
なぜか妊娠9週目から体調を崩して入院
産み月の1か月前までずっと病院のベットの上で
暮らしました
堺の端の病院で頻繁に会いに来ることも
ままならない遠い果ての地のような
その病院で一人入院している私に
毎日毎日書いてくれた母の葉書の束です

懐かしい~と目を落とすと
葉書の束の一番上に
とても懐かしい人の文字を見つけたんです
今は亡き父の字です
几帳面な父の字で堺の住所が刻まれ
そして裏面には父らしい言葉がありました
寡黙な父が
葉書の半分ぐらいにしたためたその文章は
父の愛であふれていました
「先生を信じてくよくよ心配しないこと。
長いようでも月日の経つのは早いものです。
すぐ春は来ます。ガンバレ京子」
とその葉書には書かれていました
いまこのタイミングで
この葉書見つけられたことに
絶対意味がある
お父さんありがとう
忘れていた宝物を
もう一度
神様からいただきました
40円切手が貼ってあるその葉書は
31年たって
また娘を励ますそんな葉書です
天国から
ガンバレ京子!!と
応援してくれている。
よく頑張ったなって
お父さんに会った時褒めてもらえる様に
頑張ろっと!!
あっお母さんにも
もっと優しくしないとね!!

皆さま今日もハッピーな一日をお過ごしください💛

お知らせ
みらクルTV 浅野史郎先生の「今障害福祉を考える」9月20日の放送の「変顔いっちゃん」は
こちらから☞https://youtu.be/9tbjMB4LesY

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